2009年11月5日(木)
●台北へ
7時半頃、レストランで朝食を食べ、9時半にCheck-out.
ホテルを出ると眩しい位の太陽!今日も快晴!見上げると一面の青空。とても心地よい。
まずは駅へ向かいましょう。
今日は台北へ向かう。いつもなら台北入りするのは帰国日前日、しかも夕方になってからだが、今回は珍しく早めに台北へ入る。10回目となる今回の台北旅行、台北市内も色々と観光しておこう!
という事で日本人観光客がよく行く場所を回る予定。
今日も快晴! | 歩いていて心地よい |
基隆車站到着 | 駅構内 |
基隆車站到着後、時刻表を確認すると次の便は9時58分の快速(區間快車)、海線経由の彰化行きである。
快速と言っても実際に駅を通過するのは台北のずっと先の新竹を過ぎて海線に入ってから。台北で降りる私にとっては各駅停車と何ら変わる事はない。
速度的なメリットは無いが、この快速は主に新型車輌(EMU700型)で運転される。この点はメリット。
自動改札を通りホームに向かうと新型車輌が停車中。各駅ながら快適な旅ができそうだ。
また、この新型車輌は日本から導入されているのも特筆できる。
この車輌、当初は日本で製造して台湾へ輸出していたが、その後、台湾に技術移転されて現地台湾で製造されている。
今回、私が乗車した車輌は台湾で製造されたもの。車内には台湾製である事を示す「台灣車輛公司」のプレートが掲示されている。
日本から輸出している車輌としては台湾新幹線の700T型が有名だが、このような通勤型車輌も同様に日本から輸出したり、日本の技術で製造されているのである。
海線経由の彰化行きに乗車 | 區間快車 |
車内の様子 | 台湾製を示すプレート |
乗車券 |
列車は各駅に停まりながら台北へ目指す。
台北までの所要時間は約50分。基隆から台北はかなり近いです。
乗車駅 → 下車駅 | 列車名 | 行先 | 列車番号 | 運賃 |
基隆09:58→台北10:49 | 區間快車 | 彰化(海線経由) | 3307 | 43元 |
台北車站を降りると基隆同様に一面の青空が!
こういう日に外で歩くのは気持ちよい。
台北車站に到着 | 台北停車中の區間快車 |
駅構内にも光が届いて明るい | 台北車站駅舎 |
●ホテルへ
今日、明日のホテルは日本で予約済み。荷物を部屋に置いて身軽にしたいので、まずはホテルへと向かう。
台北捷運(MRT)板南線を2駅乗車して忠孝新生車站で下車。目指すホテルは駅から徒歩1分。「駅前ホテル」という言葉がふさわしい。
ホテルには11時半に到着。
通常、ホテルのcheck-inは12時からなので、まだ入る事はできない。と言っても、このまま待つのも芸が無い。駄目元でフロントに行く。すると、あっさりCheck-inできてしまう。何事も言ってみるもんです!
部屋で暫しの休憩。
今回、Note PCを持ってきたので、Internetを接続しようとモジュラー口を探す。すると、こともあろうかモジュラー口は上にあるではないか!LANケーブルは持っているので接続可能だが、PCを机に置いて操作できない(涙)
何でこんな所に(笑) | 駅とホテルの位置関係 |
部屋で小休止 | 荷物を置いて出発! |
●初!鼎泰豐
10回目の台湾旅行にして初めて鼎泰豐(Ding tai feng)を訪れてみる。
鼎泰豐は日本にも支店があるが、日本を含めて全く行った事がない。初めて行く時は本店で!と思っていたので、思いを現実にする事ができそうである。
台北捷運に乗り台北車站経由で台大醫院で下車。
そこからバスに乗り換えて信義永康街口で下車。運賃は15元。
乗車 → 下車 | 系統 | 行先 | 運賃 |
忠孝新生→台北車站 | 台北捷運 | - | - |
台北車站→台大醫院 | 台北捷運 | - | - |
台大醫院→信義永康街口 | 0東 | 内湖 | 15元 |
さらにバスに乗り換え |
目指す鼎泰豐はバス停のすぐ近く。大勢の人が店の前で待っているのですぐに判る。
入口で店員から注文票を貰って記入して返すと、番号を教えてくれる。
あとは番号を呼ばれるのを待つだけ。言葉が判らなくても電光掲示板で番号が表示されるので安心。
さすが日本人が多く訪れる店!配慮が行き届いている。
番号を呼ばれると店員の案内で座席へ。
着席すると注文した料理をすぐに持ってきてくれます。
今回はお約束の小龍包と海老ワンタン麺を注文しました。
さて、いただきましょう!うん、旨い!!
今まで何故行かなかったのだろうか。ちょっぴり後悔。台北に行く度に訪れたいお店だ。
鼎泰豐到着 |
すごい人気! | 順番は番号でお知らせ |
まずはワンタンメン | つづいて小龍包! |
●猫空リベンジ!
胃袋が満たされた後は観光!今日も晴れているので景色の良い所へ行きたい。
向かった先は猫空。バスと台北捷運を乗り継いで動物園站まで行く。以前訪問時は貓空纜車(ロープウェイ)が運休であっさり諦めたが、帰国後、長期間運休である事が判明。今回はバスで行く事にする。
と言っても、もしかしたら運転再開しているかもしれない。
と言う訳で一旦、貓空纜車(ロープウェイ)乗り場へ向かう。
貓空纜車(ロープウェイ)乗り場に着くと予想通り入口は閉まっている。まだ運転再開していない様だ。
乗車 → 下車 | 系統 | 行先 | 運賃 |
信義永康街口→台北車站(青島) | 信義幹線 | 台北車站(青島) | 15元 |
台北車站→忠孝復興 | 台北捷運 | - | - |
忠孝復興→動物園 | 台北捷運 | 動物園 | - |
まずはバスで台北車站へ | 台北捷運を乗り継ぐ |
まもなく動物園站 | 動物園站到着 |
貓空纜車の駅は閉鎖中 | 入口には貼り紙が... |
駅へ戻って猫空方面行きのバス停を探し、暫くバスを待つ。
猫空へ行くバスは「棕15」系統。
来たバスは小型バス。所謂ミニバスだ。
15系統に乗る | バスが来ました |
乗り込んだのは私一人だけ。このバス大丈夫か?
途中のバス停で何人かの乗客を拾い、バスは狭く急な山道を上り始める。大型バスでは上れないだろう。
山道を上ると猫空と書かれた看板があちこちに現れる。
さて、何処で降りようか。このバスはロープウェイの終着駅を通るが、そこは小さい寺廟があるだけで特に見所がある訳ではない。
何処で降りようか迷っていると、運転手からどこで降りるか聞かれる。
そういえば、さっき「茶壷博物館」というバス停を通り過ぎた事を思い出す。今から引き返せば歩いて戻る事ができそうだ。
よし行こう!と判断し、その場でバスを降ろしてもらう。
乗車 → 下車 | 系統 | 行先 | 運賃 |
動物園→貓空 | 棕15 | 木柵→貓空→木柵 | 15元 |
乗りました | 途中で下車 |
来た道を5分ほど戻ると茶壷博物館に到着。
早速中に入ってみよう。それにしても閑散としている。
中に入る事ができたが、中には誰もいない。これ、本当に営業しているのか?
このまま待っていても仕方ないので、次へ行く事にする。
地図を見ると、この付近にハイキングコースがある事が判明。折角なので、そこを歩いてみよう!
道路上の案内に沿って行くとハイキングコースに到着。ハイキングコースというより、なんだか獣道みたいだが、ハイキングコースを示す標識もあるので間違い無いでしょう。さて歩きましょう!
茶壷博物館 | ハイキングコース発見! |
暫く獣道っぽいハイキングコースを進むと自転車も通れそうなハイキングコースに合流する。
実際、自転車で走っている人もいる。
地図を見ると左側のコースを進むと猫空ロープウェイの駅方面へ向かうので、そちらへ向かう。
獣道は誰一人居なかったが、こちらは人ともすれ違う。
人とすれ違う度に「你好」と挨拶する。
台湾なので挨拶は当然「你好」なのだが、なんだか新鮮だ。
ハイキングコースを歩いていると見晴らしの良いところに出る。台北市内を一望できる。
台北101も見る事ができる。改めて見ると本当に高いビルである事が判る。とにかく目立つ!
獣道の様なコースを行く | 本線に出ました |
さらに進む | 台北市内を一望!! |
ハイキングコースの終着地点から少し歩くと貓空纜車(ロープウェイ)の貓空站に到着。
と言っても乗る事はできないが...
貓空纜車の貓空站 |
ロープウェイ乗り場の前には小さな寺廟とバス停がある。
ここからバスに乗る事もできるが、さらに先へ行くともう少し大きな寺廟がある。
折角なので、そこまで歩く事にする。
貓空站の駅間にある寺廟 | バス停もあります |
途中、何軒か茶館を通る。見晴らしの良い場所でお茶を楽しむ事ができる。
猫空はお茶の産地なので美味しく頂けそうだ。
そして茶館と混じってバーベキュー場まで。台北市内を一望できるので夜も楽しめそうだ。
さらに先へ行きます | 途中、茶館を発見 |
そして目的地の寺廟に到着。
うーん、見事に誰も居ない...
時計を見ると午後4時半。そろそろ暗くなるので市内へ戻ろう。
バス停で暫く待つとS-10系統のミニバスが来る。
このバスも台北捷運の駅へ行くので乗車。運賃は15元で前払い方式。
バスは山道を下っていく。途中、ハイキング客を拾っていきバスはほぼ満席に。
山を下りきり、信号で停車した後に運転手にどこまで行くのか?を尋ねられる。
台北捷運の駅まで行く予定なので、
「捷運站」
と答えると、その場でドアが開く。
前方には台北捷運の駅があるではないか。丁度到着したようだ。
乗車 → 下車 | 系統 | 行先 | 運賃 |
天恩宮→萬芳社區站 | S-10 | 萬芳社區 | 15元 |
天恩宮 | 参拝後、バスを待ちます |
バスを見送る | 台北捷運 萬芳社區站 |
●夕食&夜市
さて、日も暮れてお腹も空いてきた。夕食へ行こう!
一旦ホテルに戻って荷物の整理をした後、夕食に出発。向かった先は、台北捷運の西門車站近くにある「三味香」。
ワンタン(55元)と麻醬麺(55元)、そして台式包菜(30元)を注文。ちと頼みすぎたか。
うん、どれも美味しい!が、ちと苦しい...(^^;;
まずは泡菜 | ワンタンと麻醬麺 |
いただきまーす! | お腹いっぱい! |
食後はちと苦しいが夜市へ行く。夜市は歩くだけでも楽しい!
台北市内の夜市は既に何箇所か行っている。今日は行った事のない所へ行こう!
向かった先は台北捷運の終点、南勢角。駅前にある夜市「中和市興南観光夜市」
西門車站から台北捷運に乗車 | 南勢角車站到着 |
南勢角の駅は駅直結のマンションの建設中。
駅の出口付近にはそのマンション「南方之星」の広告が至るところにある。
郊外の駅前に大型マンションが建てられるという住宅事情、日本と似てますね。
出口へ向かいましょう | 改札口を出て夜市へ |
通路の壁は一面マンションの広告 | 外にも看板があります |
南勢角駅前の夜市「中和市興南観光夜市」は台北中心部の夜市とは違い、地元住民が訪れそうな場所。
観光客、特に日本人を全く見かけません!
ガイドブックにも殆ど掲載されていないらしいので、当然と言えば当然か。
ちょっと地方都市っぽさがあるローカルな夜市。中々面白い。
お腹いっぱいなので、料理はあまり確認しなかったが、トルコ名物、ケバブもありました。
観光夜市 | 活気があります! |
夜市でのひとコマ | ケバブも売ってます! |
夜市の奥へ進むと徐々に人通りが少なくなっていく。落ち着いた雰囲気。
折角なので何か買おう。食べ物はお腹いっぱいなので芭樂汁(グァバジュース)を購入。(30元)
日本ではあまりお目にかかれないフルーツだが、これは美味しい!
段々人が少なくなってきました | ここで終点 |
飲み物屋発見 | 芭樂汁を購入 |
芭樂汁。旨い! |
そして帰りに夜市の入口付近のお店で3mのLANケーブル(90元)を購入(笑)
安いが規格が「カテゴリー5e」と古め。
今やカテゴリー7のケーブルが売られている時代に5e、どうしようかな?と思ったが、このままではホテルでまともにInternetに繋げない事を考え、旅行時専用と割り切れば良いと判断。
実はどうしようかと悩んでいる時、店員さんが「これはLANケーブルだよ」と説明してくれていたが、そんなものは判っているのでスルーしちゃいました。
南勢角車站から台北捷運に乗車。来た道を戻り忠孝新生まで。無事にホテルに到着。
ホテルに戻った後、無事にInternetに接続、色々と情報取得ができるようになりました(^^)
台北捷運を乗り継いでホテルに戻る | LAN Cable GET!! |