2009年12月28日(月)
●2日連続早起き
 今日も昨日ほどではないが早起き。旅行2日目でようやく韓国へ向かう。
今日は朝8時半の釜山行き高速フェリー「ビートル」乗るべく、博多駅前を7時に出るバスに乗る。
その為、5時過ぎに起床して身支度を始める。

朝食を食べないで行くなら、もう少しゆっくり起きれたが、今回宿泊したホテルは朝食がサービスで頂ける。朝食開始時間が6時半なので、一番乗りで食べてからホテルをチェックアウトし、7時に出る博多港国際ターミナル行きのバスに乗る計画である。

そして予定通り、6時過ぎに準備を終え1階ロビーへ。
まだ早かったのか、1階ロビーの朝食会場は電気が消えている。そして、外は雨。

このまま雨が降り続けてもホテルが駅前なので、バス停まで傘無しで行く事ができるので問題ない。
また、フェリーに乗ってしまえば傘は不要。韓国内で雨が降ったら、その時点で買えば良いだろう。

そして、6時半前に朝食会場の電気が付く。
一番乗りで朝食を頂く。食べていると続々と宿泊客がやってくる。
早めに来て正解でした。

朝食会場 いただきまーす!


朝食を済ませた後は、すぐにチェックアウト。
博多港国際ターミナル行きのバス停へと向かいましょう。
先ほどまで降っていた雨は止んでいる!幸先の良いスタートだ。

博多港国際ターミナル行きのバス停
国際ターミナル行きは88番系統

●国境の街 博多
 バス停は博多港国際ターミナル行き以外の系統も発着しているので注意が必要。
ビートル号が出る国際ターミナル行きは88番系統です。

暫くバスを待っていると徐々に列が長くなる。始発バス、結構需要がありそうだ。
そしてバスが到着。

バスは普段の生活で乗っている普通のノンステップバスだが、側面の系統表示にはハングルが表示されており、国境の街を感じさせる。

関東に住んでいると「国境」を意識する事は少ないが、博多は海峡を挟んですぐ北が韓国。
国境をリアルに感じる事ができる。日本は他国と陸続きになっていないが国境は確実に存在するのである。

バスは立ち席もいる程の盛況。約15分で国際ターミナルに到着。
尚、西鉄バスは福岡の共通乗車券「よかネットカード」が使えます。

乗車 → 下車 系統 行先 運賃
博多駅07:06→博多港国際ターミナル07:20 西鉄バス88番 博多港国際ターミナル 220円

側面にはハングル表示 乗りました
終点に到着 博多港国際ターミナル

●Check in
 博多港国際ターミナル到着後、早速中に入ると、Check inカウンターは既に長蛇の列。
来るのが早いな、と思っても我々は始発バスで来ているので、これ以上早くは来れない。やむなし。

すぐに並びたい所だけど、その前に一仕事。
旅客搭乗申込書を記入しましょう。Check inの際、必要になります。
あと、博多港国際ターミナル利用券も買いましょう。(500円)

カウンター前には長い列
旅客搭乗申込書は写真中央のテーブルにあります。


旅客搭乗申込書を書いたら、意を決して長い列に並ぶとしますか。

と、思ったらカウンターへと続く長い列は普通席用。
今回、我々は往路については普通席が満席だった為、グリーン席で予約している。

と言う事でグリーン席用の列に並ぶ。
こちらは前に2組しか並んでません。差額3,000円の価値、ここにあり!

カウンターで予約時に発行された予約番号を告げ、Passportを差し出す。

今回も前回の韓国旅行と同様、「コリアレール&ビートルパス」(5日用)を購入。
運賃はコリアレール&ビートルパス(5日用)の28,000円、それに往路グリーン席3,000円と燃油追加料金500円を加えて合計31,500円です。

無事に乗船券とコリアレール&ビートルパスを入手したら2階の出国ゲートへ向かう。

出国ゲート

出国を済ませると、小さな待合室で乗船開始を待つ。
小さい待合室ながらも免税店もあります。売店ではビールが免税価格150円!安い!

●グリーン船室の旅
 出航15分前に乗船口の扉が開かれると、人の波は続々と船へ流れて行く。
さて、我々も向かいましょう。ビートル号は小型なので一旦階段で降りてから乗船する。

乗船口へ向かう

ビートル号

 グリーン船室は1階前方の僅か2列、合計16席。
普通席との間には仕切りがあり、普通席とは別空間となっている。座席はJR九州のグリーン車を思わせる、ゆったりとしたシート。

我々は2列目なので荷物は座席の後ろに置く。
これで足元がゆったり。グリーン席の旅を満喫できます。

グリーン席! 安全のしおり

所要時間は約3時間。船旅を十分に楽しむ事ができます。

グリーン席のサービスとしてスリッパ、新聞、フリードリンク(ビール、ワイン、ソフトドリンク)、そして軽食(または洋菓子)がある。スリッパに履き替え、快適な座席で寛ぎながら これらのサービスを受けられる。
普通船室との差額が3,000円は決して高い値段ではないだろう。

乗船 → 下船 船名 行先 便名
博多港08:30 → 釜山港11:25 ビートル 釜山港 JF101

ドリンクメニュー

船は博多港を出ると速度を上げ北上。
時速は80km/h!船の速度という事を考えると速い!

出航後、暫くするとドリンクの注文、そして軽食が配られる。
朝食を食べたばかりなので、さすがに入らない。釜山到着前に食べる事にしよう。

とりあえずビール! 食事のサンドイッチ

船は飛行機と違い、携帯電話の電源を切る必要が無い。
出航後暫く、そして対馬付近通過中は国内通話として通信する事が可能です。

そして、今回はDocomoの3G携帯の為、国際ローミング対応。
対馬を過ぎると一旦圏外になった後、ローミングに切り替わります。飛行機に乗ったら国際ローミングへの切替の瞬間は見られません(笑)

船は途中、海洋生物との衝突回避のため徐行運転を行った都合、5分~10分程度遅れて釜山港に到着。

前回乗船時も同様の理由で遅れたので、2時間55分で到着した事は一度もありません(涙)

対馬付近を航行中
この付近では国内通話/通信が可能
携帯がローミングモードに切り替わる!
(「3G」と「KTF」表示に注目)
釜山の街が見えてきました 釜山港到着


●入国、そして釜山驛へ
 今回はグリーン席利用なので最初に下船。
通路を通ってターミナルビルへ向かいましょう。通路は工事真っ最中。

工事中の通路を行く

そして、韓国へ入国すべくImmigration(入国審査)へ。
しかし、私が並んだImmigration窓口ではPassport読み取り機が反応しない。
もしかして、Passportが壊れたか!?

と思いきや、隣のカウンターに移され、特に問題なく入国審査が完了する。

そのまま税関を通過して制限エリアの外へ!
と行きたいが、もう一つの関門。釜山港では入国後に手荷物検査があります。

手荷物が多い乗客が結構いるので少々時間が掛かります。
これも無事にクリア。あとは税関をスルーして制限エリアの外へ!

制限エリアの外に出ました

まずは両替してから、釜山驛へ行きましょう。
釜山驛へはフェリーターミナル前からバスが運行。既に停まっているので早速乗車。
運賃は900Won、釜山のIC乗車券「ハナロカード(Hanaro Card)」が使え、さらにIC乗車券利用時は割引が適用されます。

釜山驛行きのシャトルバス

フェリーターミナルから釜山驛までの所要時間は約5分。
すぐに着きます。

釜山驛は相変わらず大きい。

釜山驛 駅前の様子

●乗車券引き換え
 今日の目的地は釜山ではなく、ここから列車を乗り継いだ先にある全州。
早速、駅に入りって「コリアレール&ビートルパス」に付いているバウチャーを乗車券「KR-Pass」に交換しましょう。

前回旅行時は外国人専用窓口の17番窓口で交換したので今回も同様に17番窓口を探す。

が、17番窓口そのものが存在しない!
Informationで確認すると、どの窓口でもOKらしい。

適当に空いている窓口に並んで「KR-Pass」に交換してもらう。
手続きはあっという間に終了。

そして、続いて乗車券の発券。
釜山から今日の目的地である全州への直通列車は無いので、まずは、京釜線の大田(Daejeon/テジョン)まで向かう。大田は韓国の高速列車KTXの停車駅、まずはKTXの乗車券を発券してもらう。

しかし、次の13時発の便は満席。
その次の13時25分発の便は座席があるが後向きの座席しか空いていないとのこと。
時間も無いので、13時25分の便の乗車券を発券してもらう。

出てきた乗車券は前回旅行時と異なっている!
KR-Passは前回同様の磁気券だが、乗車券がレシート状になっていて、2次元バーコードが印刷されている。
以前は磁気券になっていて乗車時に自動改札に通して入場していたが、レシート状に変更したという事は自動改札が廃止されたという事になる。

レシート状の乗車券


これで大田までの乗車券を確保。
しかし、目的地は全州。どの列車に乗るか検討しなくては。
という訳で駅構内の本屋で時刻表を購入して待合所で検討開始。

検討の結果、以下の列車に乗る事にする。乗る列車が決まったので、早速発券してもらう。
韓国の鉄道は他駅発の乗車券も発券可能だ。

乗車駅 → 下車駅 列車種別 行先 列車番号
西大田15:59→盆山16:50 KTX 木浦 411
盆山17:10→全州17:35 ムグンファ 麗水 1537

希望の列車はどちらも空席があり、無事に発券。
時間があるので食事ができそうだが、既にビートル船内で昼食を済ませている。
少し早いがホームに向かおう。

かつて自動改札があった場所は見事に改札機が撤去され、そのままホームに入れるようになっている。
欧州の様に信用乗車制度になったのだろうか。
中々大胆な事をやるなぁ!と関心。

確かに自動改札機は維持費や磁気券のコストを削減できるのはメリットが大きい。
しかし、チェックを省略すると言う事は不正乗車による収入減の可能性がある。
果たしてどのような効果になるか、経過を見守りたい。

ホームへ向かいましょう KTXは5番線、6番線

●鉄道の旅開始!
 ホームには13時発のKTXが発車を待っていた。我々が乗る13時25分発の便はまだ入線していない。
13時発の列車を見送り、暫く待つと列車が入線。

18両の客車の前後に機関車を接続した編成。
KTXはフランスの技術導入で製造された車輌。もちろんフランスの高速鉄道TGVをベースに開発されている。 なので、TGVに似ているのは仕様です。

列車は定刻通り発車。釜山驛を後にしてゆっくりと加速していく。

乗車駅 → 下車駅 列車種別 行先 列車番号
釜山13:25→大田15:16 KTX ソウル 138


大田(Daejeon/テジョン)までの停車駅は東大邱(Dongdaegu/トンテグ)のみ。さすが高速列車。
また、東大邱までは在来線、京釜線経由。在来線と言っても140km/hで走行する。
高速走行を前提とした車輌という事もあり、安定した走りで乗り心地も良い。

東大邱から高速新線に入り高速走行開始!
徐々に速度を上げ最終的に300km/hに到達。やっぱり速い!

大田驛到着前に再び在来線に入り、大田驛ホームに入線。
在来線も含め、踏み切りが殆ど無く、在来線でも そこそこの速度を出し、高速新線で本領発揮!
まさに欧州ライクな鉄道の旅を日本から程近い場所で楽しめるのである。

KTX入線 在来線(京釜線)を行く
高速新線にて。303km/hを記録! 大田驛到着

●大田市内移動
 大田で湖南線に乗り換える。しかし、湖南線の駅は大田驛ではなく西大田驛。
大田驛~西大田驛間、線路自体は繋がっているが、直通する列車は殆ど無い。

また、大田市内は地下鉄が通っており、大田驛に地下鉄が通っているものの、西大田驛には地下鉄が通っていない。厳密には西大田驛近くに駅があるが徒歩で10分ほど掛かる。

どうやら京釜線と湖南線との乗り継ぎは考慮されていない様子。
乗り換え時間は約40分。急いで西大田驛へ行こう!

今回はタクシーで行く事にし、タクシー乗り場へ向かう。
しかし、駅前のタクシー乗り場には既に長い列があり、しかもタクシーは疎らにしか来ない。
これは、かなり待ちそうだ。

これでは間に合わないと判断し、地下鉄で行く事にする。
市内地図を見ながら、多分、この辺だろうという駅、五龍驛を目指す。

自動券売機でトークン型乗車券を購入してホームに向かう。
しかし、列車は行ったばかり。悪い事は重なってしまうと実感(涙)
10分程待ち、ようやく列車が到着。五龍驛へ向かう。


乗車駅 → 下車駅
大田驛(104)→五龍(108)

※3桁の数字は地下鉄の駅に振られている番号

タクシー乗り場、そして列車を待つのに時間が掛かってしまい、五龍驛到着時点で発車10分前。
西大田驛を目指すものの初めて訪れる場所、土地勘が中々掴めない。
線路が見えた頃には乗る予定の列車が入線しているのが見えて The END.

乗り換え時間を40分と余裕を持ったもののタッチの差で間に合いませんでした(涙)

地下鉄で移動 五龍驛を出ました
交差点にて 西大田驛到着。既に出発後...

●仕切り直し、そして目的地へ
 既に乗り遅れてしまったので仕方ない。悔しいが仕切りなおし。
まずは目的地に近づく事を最優先に時刻表で乗る列車を決め、窓口へ向かう。

次に向かうのは湖南線と本日の目的地である全州驛の手前、湖南線と全羅線の分岐点、盆山驛。(Iksan/イクサン)
窓口で

「Next train to Iksan. トゥール ジュセヨ」(次の列車で盆山まで、2枚下さい)

と、言いながらKR-PassをO氏の分と合わせて2枚出す。
が、座席はあるものの、座席の発券ができない様子。
何か言われるが韓国語なので理解できない。

事情を求められている感じだったので、乗る予定だった列車の乗車券を出し、 列車に乗り遅れた旨を英語で説明。
すると事情を察知して頂けたのか、乗車券のキャンセル処理が行われる。

乗車券の乱発行を防ぐために、二重の乗車券は発行できないようになっているらしい。
キャンセル処理完了後、改めて乗車券の発券。無事に盆山までの乗車券を受け取る。
お礼を言ってホームへ向かう。

西大田驛も改札口は無く、乗車券を見せずにホームへ入る事ができる。
既に日が傾いており寒い!

暫くホームで列車を待つと列車入線。

ここで衝撃の事実が発覚!!
この列車の始発駅、先ほどKTXを降りた大田驛ではないか!

わざわざ地下鉄に乗って西大田驛まで行った努力が水の泡となるのでした(涙)

乗車駅 → 下車駅 列車種別 行先 列車番号
西大田16:20→盆山17:27 ムグンファ 光州 1463

ホーム入口。改札は無い ムグンファ号入線
ショック!大田驛始発! 乗りました


●黄昏時の湖南線を行く
 到着したムグンファ号は僅か4両編成。
そして車内もガラガラ。夕方という時刻も相まって少し寂しい雰囲気だ。
列車は静かに出発。再び南下を始める。

湖南線はKTXも走る幹線。線路状態も良く列車も快走。
GPSで速度を確認すると時速120km/h以上で走行し、時には130km/hを超える事もあり、かなり速い。
すれ違う列車も多く、この路線が幹線である事を認識させられる。

KTXも走る複線電化の路線だが、沿線の駅には給水塔や構内踏み切りなど、昔ながらの面影も残っており、車窓を眺めていて飽きない。

構内踏切(連山驛) 跨線橋と給水塔(連山驛)
車内はガラガラ 黄昏時を行く

約1時間で全羅線の分岐点、盆山驛(Iksan/イクサン)に到着。
KTXが停まる駅という事もあり、立派なホームだ。
昔ながらの風景が残る湖南線であるが、さすがにこの駅には構内踏み切りがありません(笑)

盆山驛到着

 列車を降りると寒さが凍みる。すぐに駅構内へ。
駅構内で目的地、全州驛(Jeonju/チョンジュ)へ向かう列車を時刻表で確認する。
さすがに臨時列車も無く、時刻表どおり18:10まで無い様子。

乗る便が判明した時点で乗車券を購入すべく窓口に並ぶ。
いつもの様にKR-Passを差し出して全州までの乗車券を購入しようとすると、駅員が何か言ってくる。
先ほど、乗り遅れた列車は全てキャンセル済みなので発券できないと言う事でもなさそうだ。

困っていると、隣にいたお姉さんが英語でフォロー。
どうやら、座席が無いので立ち席券でも良いか?という事らしい。なるほど!

今日は早く目的地に着きたいのと、乗車時間も短いので立ち席でもOKの旨を言うと、そのままKR-Passが帰ってくる。どうやら、立ち席なら、この乗車券単体で乗る事ができるらしい。
お姉さん、フォローありがとう!

乗車まで時間があるので、一旦駅を出てみる。
風も強く寒い!早々に駅構内へ引き上げるのであった。

盆山驛 駅舎 駅前の様子

●目的地、全州へ!
 列車入線時刻が近づいてきたので駅ホームへ。次に乗る列車は1番線に入線するので、地下道を通る必要が無い。 暫く待つとディーゼル機関車に牽引されたムグンファ号が入線する。

乗車駅 → 下車駅 列車種別 行先 列車番号
盆山18:10→全州18:34 ムグンファ 麗水 1509

暫く列車を待つ ムグンファ号入線

満席という事もあり、車内は先ほどと異なり混雑している。
もちろん座る事ができないので、邪魔にならない所で立って過ごす。
約25分で全州驛(Jeonju/チョンジュ)に到着。

地下道を通り駅を出る。勿論、この駅も改札口は無く、そのまま出る事ができる。

混雑した車内 全州驛到着
地下道を通りましょう 駅の外へ出ました

●チェックイン、そして夕食
 今日のホテルは街の中心部にあるので、多分、バスで行く事が可能。
しかし、今からバスの系統を調べるのも現実的ではないので、タクシーでサクっと向かう。
駅前にタクシー乗り場があるので、早速並ぶ。

最初、殆ど並んでいなかったのだが、待っている内に結構長い行列に。
すぐに並んで正解でした。

タクシーでホテルに行って欲しい旨を説明し、無事に通じて出発。
約15分でホテルに到着。運賃は5,200Won也。
今日のホテルは「全州観光ホテル」、ありがちな名前のホテルです。

ホテルに到着 オンドル部屋

 オンドル部屋で予約してたにも関わらず、なぜかダブルルームが割り当てられるというハプニングがあったものの、オンドル部屋に変更してもらい無事に到着。オンドル部屋という事もあり、床が暖かい。

部屋で落ち着いたら食事に出発!

外に出ると、寒っ!
ここで諦めたら食事ができないので、ここは頑張りどころ。

全州は韓国でも食文化が豊かな都市と言われており、特にピビムパブ(ビビンバ)は全州が発祥の地らしい。 名物料理があるのに食事を諦める訳にはいかない(笑)

名物料理は是非、押さえておかなければ!と言う事で、夕食は有無を言わさずピビムパブに決定。

O氏と相談し、ガイドブックに載っているピビムパブ屋の中から「家族会館(カジョッフェグァン)」に行く事に決める。ホテルからも徒歩で行ける。実際に歩くと10分程で到着。早速、中へ入りましょう!

ピビムパブ屋「家族会館」

店内の様子

入口で人数を告げると、すぐに席に案内される。
お店の人が「ピビムパブ?」と訊いてくるので、即答して、さらにビールも注文。

すぐに、おかずが並べられ、ビールが到着。
では、今日もお疲れ様でした!乾杯!!

博多からずっと移動し続けたので、さすがに疲れ気味。
疲れた体にビールは旨い!!

続いてピビムパブが到着。
こちらもかき混ぜて頂きます。旨い!

とりあえずビール!

乾杯!! ピビムパブ到着!
かき混ぜて頂きます ごちそうさまでした!


満足した所で会計。
美味しかったよ!と韓国語で言うと店員さんも笑顔になる。
すると、コーヒーをサービスで出してくれる。
ちなみに韓国語でコーヒーは「コピ」、なんとも可愛い発音だ(笑)

十分温まった所でお店を出る。

厨房の様子。積み上げられた器が見事

●全州、夜の観光
 長時間、船と列車に揺られた今日一日。一日の最後は観光しておきたい。
施設系の観光地は既に閉まっているがライトアップはこの時間でも楽しむ事ができる。

という訳で、ピビムパブ屋「家族会館」から程近い「豊南門」へ向かう。
全州に唯一残る城門で堂々とした佇まいを見せる。
夜はライトアップされていて、門の美しさがより引き立って見える。

全州の城門「豊南門」のライトアップ 裏側から撮影


さらに歩いて、殿洞聖堂のライトアップも見学。
クリスマスの時期という事もあり、飾りつけもされていました。

さすがに寒いので、夜の観光はここまでにしてホテルへ戻る。
帰りにホテル近くのミニストップに寄って買い物。部屋でもう少し飲んでから就寝。
明日は少しゆっくり起きられそうだ。

殿洞聖堂のライトアップ ミニストップで買い物


Back Back to home Next