2010年3月20日(土)
●中国行く前に中華
 今日は夕方便に乗る事もあり、お昼前に自宅を出発。
O氏との待ち合わせは新宿駅ではなく、昼食を取る予定のお店「西安(XI'AN)」の前に設定。
中国へ行く前に中華料理を食べるのは気にしない方向で(笑)

いつものように京王線で新宿まで行き、そこから西安(XI'AN)へ向かう。
目的地に着くと、既にO氏が待っていたので早速中へ入る。

ここで一番お気に入りの「麻辣刀削麺」を注文。
うん、美味しい!

あっという間に頂く。

麻辣刀削麺 ご馳走様でした!


●成田空港へ
 昼食を食べた後は成田空港へ。
成田空港への交通は何通りかあるが、今回は安く行くルートを採用。

新宿から安く行く為には2通りあり、山手線で日暮里まで行き、そこから京成線というルート、もう一つは都営新宿線で本八幡まで行き、そこから京成線というルート。

運賃は日暮里経由で1,190円、本八幡経由が1,200円と日暮里経由の方が安いが、混雑する都心をスルーできるという理由で後者を採用。10円高いが、誤差という事で。

新線新宿駅まで行き、各駅停車を見送り本八幡行きの急行を待つ。
来た急行は京王線の新型車輌。都心をスルーしてサクッと約30分で本八幡に到着。

都心をスルー出来ると気分的にとても楽な気分。
もし京王線が線路幅1,372mm(馬車軌道)から1,435mm(標準軌)へ改軌していれば、都営新宿線と京成線が繋がって京王線方面から直接成田空港へ行けたのかもしれない。

歴史にIFは禁物であるが、京王線が1,435mmへの改軌を検討していた歴史もあり、京成線のように改軌を決断、実施していれば。と思う次第。

各駅停車を見送り 急行で本八幡へ


本八幡で京成線に乗り換え、特急に乗車する。
一番空いていそうな一番後ろに乗車すべくホーム後方へ向かう。各駅停車を見送り特急を待つ。

土曜の昼下がり、長閑な雰囲気の電車に揺られながら成田空港へ。
なんとも心地の良い雰囲気。

京成線へ乗り換え 京成八幡駅
特急列車 入線 では出発!


乗車駅 → 下車駅 種別 行先 列車番号
新宿12:42→本八幡13:11 急行 本八幡 1132T
京成八幡13:25→成田空港14:17 特急 成田空港 13A03

約50分で成田空港駅に到着。
空港駅は新空港アクセス鉄道「成田スカイアクセス線」の工事が行われている。
既にホームはもちろん、案内板も設置済みで、後は開業を待つばかり?

新しい空港アクセス鉄道。
新型スカイライナーも気になるところ。
ちなみに開業予定は2010年7月17日(土)、今から開業が楽しみである。

長閑な雰囲気の車内 成田空港駅に到着
工事実施中 新空港アクセス鉄道の案内板

●出国
空港到着後、早速窓口へ向かいCheck-in.
いつものように窓側をリクエストするが、既に満席とのこと!
うーん残念。通路側前方席(15D)をアサインしてもらう。

搭乗券を入手した後、暫くCredit Cardのラウンジにて休憩。
落ち着いたところで出国を済ませて搭乗口へ向かう。
搭乗口は51番。

出発ロビーに到着 本日の機材

今回利用する航空会社はANAだが、同じStar alliance memberの中国国際航空(CA)とのCode share便と言う事だろうか、搭乗口付近には中国人も多く見かける。既に多くの中国語が耳に入ってきており、既に中国気分!?

搭乗時間になり飛行機に乗り込む。
今回は前方席なので一番最後に乗る事にして列が短くなるのを待つ。
短くなってきてから並ぶと、すでにFinal Call!

と言っても既に列に並んでいるので慌てる必要もないが(笑)

51番搭乗口 では列に並びましょう


●北京へ
 今日の機材はB767-300で、アサインされた座席15DはEconomy classで一番前の座席。
すなわち、それ以前の座席はBusiness class.
仕切りがあるが、安全上の理由か、仕切りに穴があり、見渡せるようになっている。
離陸時は見通しが良いが、離陸後すぐに閉じられる。
ま、閉じないと「仕切り」の意味が無いので当然か(笑)

機材はB767-300


水平飛行後暫くしてから飲み物とつまみ、そして機内食。
機内食を食べたらシートディスプレイで映画などを楽しむ。

目的地、北京首都机场(北京首都空港)には定刻通りの到着。

出発空港 → 到着空港 航空会社 便名
成田空港17:25→北京首都机场20:30 ANA NH955

とりあえずビール! 続いてワイン
本日の機内食 黄海に出ました!
もうすぐ天津 北京市内。撮影直後に最終着陸案内


●空港アクセス鉄道
 飛行機は定刻に着いたが北京首都空港はとても広い!
入国手続きはそれ程待たないが、空港内の移動が大変!
空港内のシャトル列車に乗って移動して空港を出ると、すでに夜の9時。

早くホテルへ向かおう!

2007年8月に北京を訪れた際はリムジンバスで市内へ向かったが、オリンピック開催時に空港アクセス鉄道「机场快轨(機場快軌)」が開業している。

と言う訳でバスに乗るか?鉄道に乗るか?
選択肢は二通りあるが、この質問、私にとっては愚問である(笑)
足は問答無用で空港アクセス鉄道の駅へと向かっている。

駅に到着すると、なんだか妙に暗い。
嫌な予感がしてきた。もしかして運休!?

しかし暗い駅だが人通りはある。
とりあえず行ってみよう。

すると、どうやら運行している模様。

早速乗りたい所だが、この鉄道は北京の共通IC乗車券「一卡通」を利用する事ができる。
「一卡通」は前回の北京旅行時に購入済みなので、とりあえず乗車前にチャージしておこう。
きっぷ売り場に自動チャージ機が併設されているので、それでチャージ。
今回は40元チャージする。

「一卡通」を持っていないO氏は片道乗車券を購入。運賃は25元也。

妙に暗い機場快軌の空港駅 片道乗車券。領収書も発行されます


改札口で手荷物検査を受けてからホームへ向かう。
前便が出発したばかりらしく、暫く待つことに。

暫く待つと列車が到着。
空港までの乗客が下車してから乗車側のドアが開く。早速乗り込もう。

機場快軌はANA便が発着している第3ターミナル(3号航站楼)から第1、第2ターミナル(1,2号航站楼)を経由して市内へ向かう。
すなわち停車駅は、

3号航站楼 → 1,2号航站楼 → 三元桥(三元橋) → 东直门(東直門)

市内側の駅は三元橋と東直門の2駅ある。
また、空港側の駅(「3号航站楼」と「1,2号航站楼」)はどちらも行き止まりホームになっており、3号航站楼站の次の駅で進行方向が変わる。なので、最初に一番前に乗ると、市内に向かう際は一番後ろになってしまう為、注意が必要である。

乗車駅 → 下車駅 列車名 行先 運賃
3号航站楼→东直门 机场快轨(機場快軌) 东直门 25元

我々は終点の东直门(東直門/dong zhi men)まで向かう。
列車は90km/h前後で走行する。高架線を走行する為、それ程速い印象は受けない。
終点の东直门に着くと夜の10時前。
ホテルには10時半に着くと伝えているので早めに向かおう。

机场快轨(機場快軌)車内 东直门(東直門/dong zhi men)到着


●続いて地下鉄に乗車
 东直门(東直門/dong zhi men)からは引き続き、地下鉄に乗車する。
今回のホテル「博泰酒店/Botai hotel」の最寄り駅は「张自忠路(張自忠路/zhang zi zhong lu)」。

东直门から行く場合、地下鉄2号線で雍和宫(yong he gong)まで行き、そこで5号線に乗り換える。と言う訳で早速、地下鉄2号線に乗る。

機場快軌と地下鉄の改札は別なので一旦出場してから地下鉄側の改札に入る。
O氏はここで共通IC乗車券「一卡通」を購入。
これで北京市内の移動はサクサク行ける!

運賃は前回北京訪問時は初乗り3元だったが、2010年3月現在、全線2元均一料金になっている。
北京の地下鉄ネットワークは2007当時と比べて大幅に増えているにも関わらず運賃値下げ。
どうやって運賃を回収するのか気になるところだが、利用者にとって値下げは嬉しいこと。
素直に喜ぶ事にしよう!

地下鉄の改札口 东直门站(東直門駅)ホーム


乗車駅 → 下車駅 列車名 行先 運賃
东直门(東直門)→雍和宫 地铁二号线 環状運転 2元
雍和宫→张自忠路(張自忠路) 地铁五号线 宋家庄 -元

まずは地下鉄2号線で一駅、で雍和宫(yong he gong)まで乗る。
ドア上には東京の銀座線の様なLED点灯式の旅客案内がある。
しかし、LEDの穴のあけ方が妙に雑。
なんだかカッターを使って手で穴を開けたような形跡が...(笑)

手作り感がある旅客案内


次の雍和宫(yong he gong)で5号線に乗り換える。
途中、5号線のホームへ向かう階段が妙に凝っているのを見つけて妙に感動。
階段一つだが「中国」を感じさせる。凄い!

5号線で2駅目の张自忠路(張自忠路/zhang zi zhong lu)で下車。
目指すホテルは目と鼻の先、あとは歩くだけ!

雍和宫站 5号線のホーム

「中国」を感じさせる駅構内の階段 张自忠路站(張自忠路駅)到着


●ホテルに到着
 张自忠路站(張自忠路駅)から地図を参考にしながらホテルへ向かう。
約10分歩きホテル「博泰酒店/Botai hotel」に到着。時刻は丁度10時半。予定通り!!

早速、Check-inを行う。
今回は1泊1部屋218元の部屋を3泊する。
3泊分の654元にデポジットを含めて800元支払い部屋のCard Key(房卡)を受け取る。
そして部屋に到着!

しかし、そのままバタンキューする訳にはいかない。
折角の中国旅行、中国ビールを飲まないと!
これから夜の10時半過ぎに営業している店を探すのは大変と思いきや、ホテルのフロント前には売店が併設されている。しかも、この時間でも営業中!

と言う訳でビールを購入して部屋で乾杯!
明日から本格的に観光する。

ホテルへ向かう ホテル到着!
Card Key(房卡) 部屋の様子。良い感じ♪

1日の最後はビールで乾杯!


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