8月19日(土)
●駅前散策
朝7時頃に起床し、Hotel1階のRestaurantで朝食を採る。今日の宿も朝食込みのPlan
である。Restaurantは結構混んでおり、日本人も結構多い様子。相変わらず朝からソーセ
ージに手を付けてしまうのは相変わらず(笑)
10時頃に宿をCheck outする。今日の飛行機は14:40発なので12時頃にFrankfurt Hbfを
出れば余裕で間に合う。2時間ほど時間があるが観光するには時間が足りない。従って駅
周辺を歩く事にする。
まずはFrankfurt Hbfの構内へ行く、大きなドーム状の屋根が欧州のTerminal駅らしい
風格を持っている。Platformも多くあり、さすが「中央駅」と言ったところ。次に駅の正
面玄関、駅周辺を回る。気が付いたのはアジア系の店が多い事。中国、韓国料理の
Restaurantや物産を取り扱う店が目立っていた。
ドーム状の屋根が印象的 | 駅構内の様子 |
Frankfurt Hbf駅舎 | 駅前はアジア系の店が目立つ |
●空港へ
駅周辺を回った後は駅の地下街のスーパーでお土産を購入してから空港へ向かう。Germ
an rail passは昨日で使い切った為、今日は自動券売機で乗車券を購入する。さて、Plat
formが多いFrankfurt Hbfでは空港に行く列車が判りづらい。その為か、駅には空港へ向
かう列車のみが掲載されている時刻表が存在する。その時刻表を確認した所、次の列車は
地下のPlatformから出発するらしいので地下へ向かう。来たS-Bahnに乗り、空港駅で下車
する。
●搭乗
我々が搭乗する中国東方航空の窓口に行くと、物凄い行列が。まじかよ!?と思うと同
時に疲れが出てくる。その行列に30分以上並びようやくCheck in完了.ちなみに航空券は
Lufthansa airlineのデザインのものを使用していた。その後、出国手続き、ブーブーゲ
ートを通り待合室へ向かう。
Frankfurt(FRA)14:40 → 上海浦東(PVG) 07:00 MU220
飛行機は行きと同じA340-600.座席にDisplayが無いのも行きと同じ。また、行きと同
様に若干の遅れがあってから離陸。また、機内が賑やかなのも同じであるが、その賑やか
さに磨きが掛かっている。それもその筈、機内に中国の中学生の団体が搭乗しているので
ある。また、日本の学校とは異なり先生が注意をしない、ていうか先生も生徒達と同様に
賑やかである。まだ、時刻は15時なので仕方ないと思うが、中国時間は既に21時、寝る準
備をしなければならない。
搭乗を待つ | 搭乗しました |
●いい加減な地図
周囲が賑やかすぎて寝る気も失せる状況なので、機内誌を見て時間を潰す。この機内誌
には上海周辺の地図が掲載されていたのだが、見た瞬間「なんだこりゃ!」と驚く。まず
はこれを見て下さい。
機内誌に掲載されていた地図 |
九州、本州、四国、北海道、さらに樺太までがくっ付いていて一つの島になっている。
さらに札幌が樺太の北にある謎の島に位置している。都市の位置関係も凄まじく適当で
東京が根室の位置にあったり、広島が日本海側に位置している。韓国のソウル(汉城/SEOUL)
に至っては朝鮮半島ではなく大陸にあったりする。中国大陸の地形も歪だし、せめて
自国の領土位はきちんと書いてもらいたいものである。
あまりにもいい加減さに思う。これは、もはや地図ではない(笑)
●気分は中国
夕食のMeal Service終了後に機内の窓のShutterが全て閉じられ、機内の明かりも暗く
なり消灯状態になる。しかし、その程度で中学生は話すのを止めない。機内は遠足のバス
としか思えない状態に。
さすがに周りの客は我慢できなくなったのか、中国人の乗客の1人が突然ぶちぎれて説
教が始まる。まだ中国に着いていないが、機内は完全に中国である。機内Announceも中国
語が基本で申し訳ない程度で英語の放送がある程度である。
説教の効果で機内が静かになった所で寝る事にする。
8月20日(日)
●上海到着
朝起きると朝食のMeal Serviceが始まる。Meal ServiceのMenuは予め決まっている筈な
のだが、スッチーがMeal Serviceを始める際に乗客に配る料理を覗いているではないか!
スッチーが2種類の料理を確認してから食事を配り始める。料理の内容を把握してないの
かよ!Meal Service後、予定より若干遅れて上海空港に到着する。
Meal Service(夕食) | Meal Service(朝食) |
中国上空を飛ぶ | まもなく上海到着 |
●中国の洗礼
上海ではTransit(乗り継ぎ)客も入国する必要がある。帰りの乗換え時間は2時間しか無
いので急いで入国審査場へ向かうと、そこは既に大・行・列!!どうにもならない。40分後、
ようやく入国を果たし急いで乗り継ぎカウンターへ向かう。乗り継ぎカウンターでCheck in
を行うと、既に窓際はおろか、隣同士の座席も確保できない模様。盆休み最終日の日本行き
の飛行機は混んでいる。Check in完了後、係員に「搭乗開始時刻まで、あと40分しかないの
で急いで行って」と言われる。言われなくても急いでいく。
そして出国審査場に辿り着くと、またしても大・行・列!!いい加減、疲れてきた。ど
う考えても搭乗開始時刻までに出国できそうもない。周りには我々と同様の便に乗る人が
大勢いる。こりゃ、遅延確実である。結局、離陸時間になって出国手続きが完了。その後、
指定されたGateへ向かうと、大勢の人がバスを待っている。帰りもバスである。
すぐに来たバスに乗り込むが、我々のバスが最後では無く、離陸するには、さらに20分
後に到着するバスを待たなければならなかった。結局予定時刻の30分以上遅延して離陸す
る。
上海浦東(PVG) 09:10 → 東京成田(NRT) 12:50 MU523
Transit客用の通路が完備されていれば、楽に乗り継げる上にImmigrationの負担も減り
混雑も和らぐと思うのだが。乗り継ぎの為に2回も行列に並ぶという不毛な事を要求する
とは、Hub空港としては、まだまだである。
●帰国
離陸後、暫くしてから朝食のMeal Serviceが始まる。今日、2回目の朝食である。さす
がに昨日の夜から3食連続で機内食だと飽きてくる。食後は睡眠不足もあり爆睡。気が付
くと成田空港着陸直前であった。
成田空港到着後、入国手続き、税関を済ませる。特に混雑もせずスムーズに進むことが
できた。空港にてN君と別れて、それぞれの交通機関で帰宅するのであった(完)
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