2010年5月5日(木)
●桜島へ
 朝7時にホテルで朝食を頂き、8時過ぎにホテルを出発。
今日は桜島を目指します。

桜島まではフェリーで行く事になるが、まずは鹿児島中央駅の東口からバスか市電でフェリー乗り場へ向かう。
と言う訳で、まずは鹿児島中央駅へ。

朝食会場

いただきまーす!


今日は残念ながら雨模様。
フェリー乗り場へは市電でも行けるが電停から少々歩くため、今回はフェリー乗り場まで行ってくれる観光バス「CityView」をチョイス。
観光バス「CityView」を含む市バス、市電が利用できる1日乗車券を購入してフェリー乗り場へ向かいます。

1日乗車券を購入 CityViewで桟橋へ


フェリー乗り場到着後、早速フェリーに乗ります。
立派なフェリー乗り場ですが、桜島行きフェリー乗り場には改札口は無く、そのまま乗船します。
これは切符売り場が桜島にしか存在しないため。鹿児島市内から乗る場合は下船時に払います。

フェリーターミナル フェリーのりば

乗船しましょう 第十六櫻島丸に乗船


雨模様なのか時間帯なのかは不明ですが、船内はガラガラ。
のんびりと過ごします。

船内はガラガラ 桜島は雨雲の中...


フェリーターミナル出発後、約15分で桜島に到着。
桟橋が繋がるまで暫く待ちましょう。

桟橋設置中


桜島側のフェリーターミナルの改札口で運賃を支払います。
大人片道150円ですが、1日乗車券に付いてくる「カゴシマシティービュー1日パスポート」を提示すると30円引きの120円になります。但し、割引運賃適用の際は現金支払いのみとなり、鹿児島共通ICカードは利用できません。


●定期観光バス
 桜島の公共交通は路線バスがありますが、本数が少なく効率よく観光するのは困難。
更に山の中腹にある湯之平展望所へは路線バスではアクセス不可能(2011年5月現在)

と言う訳で定期観光バスを利用する事にしました。
桜島のフェリーターミナル1階のバスのりばから午前9:40、午後2:20共に各1便が運行されています。予約不要なので、気軽に利用できるのも魅力です。窓口で乗車券を購入しましょう。(大人1名、1,700円也)

実は定期観光バスは鹿児島中央駅からも乗車可能ですが、行程上、桜島から利用する事にした次第。バス停で暫く待つと、定期観光バスがやってきました。既に鹿児島中央から大勢の乗客が乗っています。
すると、係員が人数を数えると乗車不可能と判断したのか、バスがもう1台運転される事に。桜島からの乗車組は新たに仕立てられた2号車に乗車して出発。桜島から乗車したのは10名ほど。各々好きな席に座ります。

定期観光バスなのでガイドさんが添乗。
ガイドさんの観光案内を聞きながら車窓を楽しみます。

大勢の乗客を乗せて到着 2号車に乗車


まず、定期観光バスは湯之平展望所へ向かう。
山道をどんどん上っていきます。

湯之平展望所では下車し、レストハウスでガイドさんの案内を聞きます。
天気はイマイチですが、山の頂上まで見る事ができ満足。

坂を上っていきます 湯之平展望所に到着

巨大写真による解説 2台の定期観光バス


湯之平展望所見学後、山を下って海沿いまで戻り、桜島を時計回りに進んでいきます。
鹿児島湾沿いの景色を楽しみながら進みます。

そして、島のほぼ反対側にある黒神埋没鳥居を車内から見学。大正の大爆発の際、この地域が火山灰などで埋め尽くされ、その量は鳥居がほぼ埋まってしまうほど。この凄まじさを後世に伝えるため、復旧せずに残しているとの事です。

その後、土産店、有村溶岩展望所を経由して桜島のフェリーターミナルへ戻ります。

山を下りました 鹿児島湾沿いを進む

黒神埋没鳥居


●途中下車
 定期観光バスは桜島のフェリーターミナルの手前で途中下車が可能。
折角なので下車して散策する事にしました。

バスを降りて桜島の山々を見ると、なんと噴火しているではないですか!
地元の人に言うと怒られてしまいそうですが、目の前で火山の噴火を見る事ができて感動...(^^;

噴火が一度収まっても、次々に噴火します。
その内、空が雨雲なのか火山灰なのかわからない状態になります。

これが今後、苦労する事になろうとは...

噴火! ズームアウトしてもう一枚


フェリーターミナル付近は日帰り温泉施設、足湯、ビジターセンターや遊歩道など、見所が充実。
まずは足湯に浸かる事にしました。

足湯は公園の中にあり、桜島の山々や鹿児島湾を望みながら浸かる事ができます。
そして、公園内にある足湯なので、もちろん無料!お財布にもやさしい施設です。

足湯の後はビジターセンターを訪問しつつ、フェリーターミナルへ戻ります。

鹿児島湾を望みながら... 噴火を見ながら...

あったかい! 鹿児島市内へ戻りましょう


●鹿児島中央駅へ戻る
 フェリーに乗り、桜島を後にして鹿児島中心部へ戻ります。
来たフェリーは行きに乗ったのと同じ「第十六櫻島丸」

帰りは改札口で運賃を支払ってから乗船します。

フェリーターミナル到着後、市電に乗って鹿児島中央駅まで向かいます。

乗船しましょう 鹿児島側のターミナルに到着

船に鯉のぼり! 市電で鹿児島中央駅へ


鹿児島中央駅到着後、遅めの昼食。
妻のリクエストでとんかつに決定。そういえば鹿児島は黒豚が有名ですね。

とんかつが来るまでごま摺り とんかつ、頂きます!


●観光電車
 お腹が一杯になった所で午後の観光。
しかしながら天気もイマイチ。歩いて散策と言うより乗り物に乗ってサクッと観光したい。

と言う事で手っ取り早く市内を巡る事ができる「観光電車」に乗ることにしました。
これなら妊娠中の妻の負担も掛からない。乗っているだけですので。

「観光電車」とは鹿児島市電に乗りながら市電沿線の名所をボランティアガイドの方が紹介してくれるというツアー。鹿児島中央駅からの約70分のツアーです。

2011年5月現在、鹿児島中央駅発、10時20分、11時30分、13時40分、14時50分の4本あります。

運賃は320円(往復分の運賃)で予約不要です。
電停にいる係員に乗車の旨を伝えれば参加可能です。

この「観光電車」の重要なポイントは「1日乗車券でも利用可能」ということ!
1日乗車券を持っている我々としては参加しない手はありません。

今回は最終の14時50分の回に乗車です。
ダイヤ通り観光電車が入線してきました。車輌は最新型の「ユートラムII」

ツアー参加者は10名足らず。
それぞれ好きな席に座ります。

まずは、鹿児島中央駅から鹿児島駅まで向かいます。
ボランティアガイドの自己紹介から始まり、沿線から見える名所の案内が行われます。

鹿児島駅では折り返しの時間を利用してトイレ休憩。
電車と交えて記念撮影したりもできます。

観光電車入線 鹿児島駅到着

ユートラムII大集合(真ん中が観光電車) 次の電車が入線してきました


休憩後は第1系統のルートを郡元まで進み、そこから再び第2系統のルートに入り鹿児島中央駅へ向かい解散となります。
ちなみに鹿児島駅出発後は好きな電停で降りる事ができるのですが、今回は殆どの方が鹿児島中央駅まで乗っていました。

路面電車に揺られながらツアーガイドの紹介で沿線観光。
中々楽しいものです。

●城山夜景View
 観光電車を楽しんだ後は一旦ホテルで小休止。
夕方になった所で再び出発!! 今度は城山から夜景を楽しみます。

鹿児島中央駅発19時の鹿児島CityViewバス「夜景コース」に乗ります。
このバスは毎週土曜日の19時、20時の2本設定されていますが、2011年のGWの期間中(4/28~5/7)は毎日運行。九州新幹線で気軽に訪れる事ができる様になった鹿児島を気軽に楽しむ事ができます。

鹿児島中央駅 鹿児島CityViewバス


観光電車と言い、夜景コースと言い、鹿児島市交通局は頑張ってます!
是非、乗車して応援したいところです。

勿論、このバスも1日乗車券が使えます。
素晴らしい!

夜景コース 乗車しました

城山に到着 城山から市内を一望!


●夕食
 CityViewバスは城山を下った後、鹿児島中央駅に戻る途中、天文館を経由します。
と言う訳で天文館で途中下車します。

時刻は19時50分、かなりお腹が空いてきました。
夕食を食べに行きましょう。

夜の天文館を歩く



 今日の夕食は昨日に引き続きラーメン。お気に入りのラーメン屋「豚とろ」へ向かいます。
店に着くとびっくり、すっかりリニューアルされて見違える様に綺麗なお店へ変貌しました。
なんと言う事でしょう(笑)

 既に夜の8時と言う事もあり行列はありませんでした。早速中へ。
行列は無かったですが、店内は賑わっていて空いているのはカウンター席のみ。
さすが人気店です。

お店の内装は変わりましたが味は変わらず。
とろけるチャーシューと絶品とんこつスープは変わらず。
旨い!

夕食を楽しんだ後は、ホテルへ戻りましょう。
天文館通電停から鹿児島中央駅まで市電で戻り、長い1日が終わる。
明日は郊外を旅します。

リニューアルされた「豚とろ」 チャーシュー麺 旨っ!

天文館通電停 2系統がやってきました

鹿児島中央駅に到着 鹿児島のゆるキャラ「ぐりぶー」

本日の晩酌



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